4GPi を操作するためのツール類を提供します。
次のファイルがパッケージに含まれています。
4GPi の動作設定を行うためのファイルです。
設定可能な項目を次に示します。
-
CONSOLE_PORT
4GPi で AT コマンドを実行する際に使用するポートを設定します。
デフォルトは /dev/tty4GPI です。 -
RI_PIN
4GPi の着信通知に使用する GPIO のピン番号を指定します。
4GPi 基板上のジャンパピンで GPIO16 と GPIO18 を選択できます。
空白の場合は無効になります。
デフォルトは無効です。 -
POWER_PIN
4GPi の電源操作に使用する GPIO のピン番号を指定します。
4GPi 基板上のジャンパピンで GPIO17 と GPIO12 を選択できます。
空白の場合は無効になります。
デフォルトは 17 です。 -
STATUS_PIN
4GPi の電源状態取得に使用する GPIO のピン番号を指定します。
4GPi 基板上のジャンパピンで GPIO22 と GPIO13 を選択できます。
空白の場合は無効になります。
デフォルトは 22 です。 -
RESET_PIN
4GPi のリセット操作に使用する GPIO のピン番号を指定します。
4GPi 基板上のジャンパピンで GPIO27 と GPIO6 を選択できます。
空白の場合は無効になります。
デフォルトは 27 です。 -
AUTO_ON
Raspberry Pi ブート時の 4GPi の動作を設定します。
デフォルトは 1 です。1 : 4GPi の通信モジュールの電源をオンにします。
0 : 4GPi の操作は行いません。 -
AUTO_OFF
Raspberry Pi シャットダウン時の 4GPi の動作を設定します。
デフォルトは 1 です。1 : 4GPi の通信モジュールの電源をオフにします。
0 : 4GPi の操作は行いません。 -
WAKE_ON_RING
待機中に着信があった場合 RI 信号を出力します。
有効にするには AUTO_OFF=0 である必要があります。
デフォルトは 0 です。 -
STORE_SMS_ON_RING
待機中に SMS の着信があった場合に本文を通信モジュールに保存します。
有効にするには WAKE_ON_RING=1 である必要があります。
デフォルトは 0 です。
SORACOM グローバル向け Air SIM を使用する場合は 0 に設定してください。
4GPi の操作を行うための実行ファイルです。
使用可能なパラメータを次に示します。
- poweron
電源をオンします。 - poweroff
電源をオフします。 - reset
電源をリセットします。 - status
電源状態を表示します。 - store-sms {enable|disable}
SMS の保存を設定します。 - wake-on-ring {enable|disable}
Wake-on-Ring を設定します。 - version
バージョンを表示します。 - help
ヘルプを表示します。
指定可能なオプションを次に示します。
- -c, --config <FILE>
<FILE> から設定を読み込みます。
デフォルトは /etc/default/4gpi です。 - -t, --timeout <N>
コマンドの実行を <N> 秒後にタイムアウトします。
デフォルトは 40 です。 - -h, --hard
ハードウェアによる poweroff または reset を行います。 - -s, --soft
ソフトウェアによる poweroff または reset を行います。
デフォルトではソフトウェアによる操作を行います。
4GPi の起動処理を行う実行ファイルです。
4GPi の終了処理を行う実行ファイルです。
4GPi のモデムの設定を行う実行ファイルです。
4GPi のデバイスを定義した設定ファイルです。
4GPi のモデムの設定を行うサービスの設定ファイルです。
4GPi の起動終了処理を行うサービスの設定ファイルです。
4gpictl のコマンド補完を行うための設定ファイルです。
パッケージの変更履歴を記録したファイルです。
著作権とライセンスを記載したファイルです。